【目次】先物経済がわかれば「本当の経済」が見える
著者)落合莞爾
作成:2020年10月23日(金) 雨
【本記事の目的】
●落合史観に関する調査において、調査対象の内容が書かれている書籍を探す時間の短縮。
●目次のデジタルデータ化により、検索ツールを利用した機械検索を可能にする事。
以下に、表題の書籍の目次を引用する。
著者)落合莞爾
作成:2020年10月23日(金) 雨
【本記事の目的】
●落合史観に関する調査において、調査対象の内容が書かれている書籍を探す時間の短縮。
●目次のデジタルデータ化により、検索ツールを利用した機械検索を可能にする事。
以下に、表題の書籍の目次を引用する。
【目次】先物経済がわかれば「本当の経済」が見える |
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テーマ | |
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はじめに | |
プロローグ | 日本には「本当の市場経済」がなかった |
・ | デフレ下でも公共料金の値上げが続く不可思議 |
・ | 大蔵官僚と日銀エリートが土地本位制を推進 |
・ | 日本の土地・株式の時価は理論的に説明できない |
・ | ヘッジ市場があれば資産バブルは起こらなかった |
・ | 日本国民は大蔵官僚や日銀エリートにヘッジしていた |
・ | 国民の純情を踏みにじった官僚は責任をとるべき |
・ | 貸倒れの責任を最終的に負うのはだれか |
・ | 実質的な意味の戦後官僚は「あなた自身」かもしれない |
第1章 | 日本人はなぜ先物経済がわからないのか |
1 | 先物取引は歴史的にいつから始まったのか |
・ | 江戸時代に世界初の先物取引が行われた |
・ | シカゴ商品取引は堂島を真似たもの |
・ | 先物取引とはどういうものか |
・ | なぜマイナーな商品ばかり商品取引所に上場されるのか |
2 | 日本ではなぜ先物取引が禁止されたのか |
・ | 占領が終わったときに先物取引を復活すべきだった |
・ | 官僚統制だけで社会が円滑に機能するわけがない |
・ | 大蔵省は予算省、税務省、金融庁などに分割すべきだった |
・ | 不良債権問題では大蔵官僚が率先して商法を破っている |
・ | 日銀総裁こそ銀行を破綻させた張本人 |
・ | 官僚統制システムの最大の罪責は何か |
3 | ヘッジ意識が退化した日本社会 |
・ | 銅地金の値上がり分は需要家に転嫁すればいい |
・ | 銅管が地金より安いという逆転現象が起きた背景 |
・ | 需要家自ら海外先物市場でヘッジを始める |
・ | ヘッジ意識が欠如した戦後日本の一断面 |
・ | 持ち家取得で借家生活のリスクをヘッジ |
・ | マンションの購入は実はオプション取引そのもの |
第2章 | 日本的経営のごまかしを見る |
1 | 日本社会の「制度疲労」を検証する |
・ | 統制社会では官僚にヘッジするしかない |
・ | 日本の制度矛盾はこんなにある |
・ | 統制による円安は特定の産業に好都合なだけ |
・ | 円には「一円多価」の複数レートがある |
2 | 日本の会社は株式会社の名に値しない |
・ | デリバティブ「三五歳ルール」 |
・ | 外資系証券で先物オプションに携わる新人類たち |
・ | 資産を持ちながらヘッジしないのは最大の投機だ |
・ | 東証の主導権は外資系の手中にある |
・ | 含み益を生む簿価主義は即刻廃止せよ |
3 | 含み資産経営を検証する |
・ | 株式投資をするならまずバランスシートをチェックする |
・ | 含み益は本当に株主のものなのか |
・ | 株式会社の根本理念を大蔵省はまったく理解していない |
・ | 恒常的な「含み利回り」が経営者を支える |
・ | 含み益経営の行く末は含み資産の食いつぶし |
・ | 含み益があるかぎり日本には適正な工場原価はない |
・ | 日本的経営はすでに化石と化している |
・ | 含み益が日本経済をだめにする |
第3章 | 日本人の先物アレルギーを検証する |
1 | オプション導入を遅らせた張本人は大蔵・日銀 |
・ | 経済学者フリードマンの協力で考案された金融先物 |
・ | 「オプション取引は大衆に利益を提供する」 |
2 | |
・ | 新商品に手前勝手な思惑で買い付くほうがおかしい |
・ | 裁定取引で東証株価が高下するのは必然的現象 |
・ | 一九九〇年の大暴落は機関投資家の無知が原因 |
・ | 機関投資家の敗北を尻目に莫大な利益をあげた外資系証券 |
3 | 日本人の先物アレルギーはこうして生まれた |
・ | オプションを理解しないまま株価指数取引を導入した不幸 |
・ | 週一回の権利行使が大変な不公正を生みだした |
・ | 特殊な規制で手も足も出せなかった大手証券 |
・ | 株価操作を防ぐ方法はいくらでもある |
第4章 | 先物・オプションの戦略と戦術 |
1 | |
・ | 価格変動は理論価格と一致しないのが普通 |
・ | 先物市場は官僚にとっては天敵か |
・ | オプションは身のまわりにいくらでもある |
・ | 権利行使の方式をあいまいにしたツケ |
・ | オプション取引とはどういうものか |
・ | オプションはリスクを回避する機会をもたらす |
・ | 店頭オプションから目が離せない |
・ | 銀行も攻撃的なデリバティブ戦略を構築しつつある |
2 | オプションの戦術を組み合わせる |
・ | 先物と現物株を組み合わせて戦況に対処する |
・ | オプションを縦横自在に操る戦術 |
・ | オプションで現金を手にすることもできる |
3 | |
・ | なぜ外資系証券の相場操縦には何のお咎めもないのか |
・ | 日経二二五先物を八〇〇円も暴騰させるテクニック |
・ | 株価操作の情報を知りながら誘惑にかられない人が何人いるか |
・ | オプション取引はけっして危ないものではない |
第5章 | あらためて世界に通用する国になるために |
1 | |
・ | 徳政令で債権債務を破棄する |
・ | 現代の「徳政令」に望まれる必要十分条件 |
・ | 不良債権を証券化しマルチメディアで売却 |
・ | 税務上の特典を受けた銀行は早急に債権の放棄をすべき |
・ | こうすれば土地は一気に流動化する |
2 | 官僚は市場の管理に徹すればよい |
・ | 「兵ヲ足ラシ、食ヲ足ラシ、民ヲシテ信アラシム」 |
・ | 軍事の素養と常識を欠いた平和ボケ |
・ | 合理的な医療委任契約による医療制度を設ける |
・ | 中学校以上では職能教育を重視する |
・ | 先物市場を整備しルールを明確にする |
・ | 海外の先物市場を利用するようでは商業国家の名が泣く |
・ | なぜ日本ではパソコンの産業利用が遅れたのか |
3 | 一滴の血も流すことなく日本を変えられるか |
・ | 含み資産経営の禁止によって日本経済はこんなに変わる |
・ | 株式の持合いはエセ資本主義そのもの |
・ | 持株会社を解禁しなければ何も始まらない |
・ | 日本人はもっとシミュレーション能力を磨け |
・ | あらゆる経済要素の公開市場化、先物取引化を進める |
付 | 信用創造の進化と経済活動の変遷 |
・ | 貨幣経済が現物経済を凌駕し始める |
・ | 荘園制への移行が古代社会崩壊の引き金となった |
・ | 「ゴールドスミス・ノート」から信用創造の歴史が幕を開けた |
・ | 金本位制から管理通貨制度へ |
・ | ヘッジ行為を経済制度にとり入れる |
・ | 「新世」の時代的要求がすでに始まっている |