黒板五郎の國體ワンワールド

落合史観に関する話題を取り扱うブログ

三国干渉とハルノート【締切直近】


インペリアル・アイズ無料メール 三国干渉とハルノート【締切直近】
2020年8月18日(火) 晴れ
 
以下、本日(8/18)に配信された無料メールを転載する。
 
なお、過去の転載分は、以下から参照できる。 【索引】インペリアル・アイズ無料メール
 
・文字の修飾(色付け、文字サイズ変更など)、用語等へのリンク付けは私の趣味である(笑)。
・私の補足説明を、緑文字で文中に挿入している場合あり。
 
〜〜〜以下、転載〜〜〜
三国干渉とハルノート【締切直近】
 
こんにちは。
戦略思想研究所 中森です。
 
先日、メルマガ読者の方から、
次のような質問を頂戴しました。
 

                                                                                            • -

陸奥宗光ハプスブルクの密接な関係から、
三国干渉はハルノートへの伏線と見ることもできる
とはどういうことか?

                                                                                            • -


下記ページの※印の部分ですね。
http://b56.hm-f.jp/cc.php?t=M23148&c=11385&d=639f
 
なぜ私がこのように記述したのか、
その理由を簡潔にお答えいたします。
 
それでは、三国干渉のくだりからまいります。
 
日清戦争後の講和談判において、
陸奥宗光は攻撃的な外交を仕掛けた
とされています。
 
その中でも、特筆すべき条約案が、
 
遼東半島の指定地域と台湾及び澎湖島などを、
日本へ割譲するといった条項です。
 
列強さえも中国大陸の分割には慎重であったのに、
日本政府の遼東半島の割譲要求は、
清国のみならず列強に衝撃を与えました。
 
そうなれば、
三国干渉へと発展することは自然の流れで、
日本政府は全遼東半島の放棄を決定します。
 
三国干渉に屈した日本政府に対する国民の激しい反発は、
愛国ジャーナリズムに火をつけることになりましたが、
 
日本政府はその反発のベクトルをロシアに向けさせ、
ロシア帝国に復讐するために耐えようという機運を
表すスローガン「臥薪嘗胆」が国内で流行します。
 
日露戦争を見据えた大増税に耐えた国民の「臥薪嘗胆」は
日露戦争での勝利という結果ですっきりしたかと思いきや、
講和条約で賠償金を得られず日比谷焼討時件に繋がります。
 
講和条約を破棄してロシアとの戦争継続を求める暴動は、
無政府状態を生み出し、戒厳令でもって鎮圧されました。
 
以後、日本政府としては、
国民から弱腰とみなされる外交はできなくなります。
 
歴史現象の羅列はこれくらいにして、
あとはハプスブルクという補助線を引けば、
 
三国干渉はハルノートへの伏線と見ることもできると、
私は考えています。
 
三国干渉のキーマンは陸奥宗光とセルゲイ・ウィッテですが、
セルゲイ・ウィッテは、ポーツマス条約の全権でもあります。
さらに、ポーツマス条約は呂氏の仲介で締結されました。
 
そのほか、セルゲイ・ウィッテの事績を見ていけば、
ハプスブルクという補助線とフィックスします。
 
ポーツマス条約の日本側全権は小村寿太郎で、
小村による桂・ハリマン協定の破棄は、
後の満洲の行末に大きく関わってきます。
 
そのうえで、軍事史学会
大本営陸軍部戦争指導班 機密戦争日誌(上)』
 

                                                                                            • -

昭和16年11月28日(金曜)
一、米ノ回答前文接受
 内容ハ満州事変前ヘノ後退を徹底的ニ要求シアリ
 其ノ言辞誠ニ至レリ尽セリト云フヘシ
二、米ノ世界政策対極東政策何等変化ナシ現状維持世界観ニ依ル世界制覇之ナリ
三、今ヤ戦争ノ一途アルノミ

                                                                                            • -


を読めば、
三国干渉からハルノートへの一連のつながりが見えてくる、
というのが私の考えです。
 
そう考えれば、次の昭和天皇の御言葉に、
明治天皇ノ、三国干渉ノ時ノ御心境ヲ心シテヤルノダ」
ハプスブルク(堀川國體)の深謀遠慮をみることができます。
 
だからこそ、
愛新覚羅は欧州王室連合の外郭をなすのでしょう。
 
簡潔のため、情報量を最小限に削りましたが、
ご質問に対する回答は以上となります。
 
さて、今月号のインペリアル・アイズのテーマは、
満洲国建国の真相ですが、とどのつまり、
日米開戦の真因は満洲国建国まで遡る必要があります。
 
満洲国建国の真相を知ること、、、
それは、張作霖爆殺の真相を知ることから始まります。
 
ぜひ、日米開戦前夜、秘史中の秘史を
今すぐこちらから手に入れてください。
http://b56.hm-f.jp/cc.php?t=M23148&c=11385&d=639f
【締切直近】
 
これからの時代を生き抜くために。
そして、日本の國體を護るために。
 
戦略思想研究所 中森護
 
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