【目次】落合・吉薗秘史[2] 國體アヘンの正体 大日本帝国を陰から支えた「天与のクスリ」
著者)落合莞爾
作成:2020年3月30日(月) くもり
【本記事の目的】
●落合史観に関する調査において、調査対象の内容が書かれている書籍を探す時間の短縮。
●目次のデジタルデータ化により、検索ツールを利用した機械検索を可能にする事。
以下に、表題の書籍の目次を引用する。
著者)落合莞爾
作成:2020年3月30日(月) くもり
【本記事の目的】
●落合史観に関する調査において、調査対象の内容が書かれている書籍を探す時間の短縮。
●目次のデジタルデータ化により、検索ツールを利用した機械検索を可能にする事。
以下に、表題の書籍の目次を引用する。
落合・吉薗秘史[2] 國體アヘンの正体 大日本帝国を陰から支えた「天与のクスリ」 |
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自序 | |
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第Ⅰ部 | 吉薗周蔵と罌粟(ケシ) |
第一章 | 「周蔵手記」に現れたアヘン |
・ | 本文の前に一言 / 東亜鉄道学校に籍だけ置いた周蔵 |
・ | 農学士戸田二郎が実践の指導に来る / 戸田農学士は子爵の庶子か? |
・ | 武者小路実篤の実像を戸田に語った周蔵 / 堤哲長の指図を受けていたギンヅル |
・ | 堤家の相続で翻弄された林次郎 / アタマが切れる「親父殿」 |
・ | 加藤邑は土師氏の末裔か? / アヘンを巡る暗闘が始まる |
・ | 初めて蒔いた罌粟(ケシ)が芽を出す |
第二章 | 厚い友情 |
・ | 周蔵の上京に関する「別紙記載」 / 上原の魂胆が読めて喜ぶ加藤邑 |
・ | 重度のハンセン病に冒された加藤一家 / ハンセン病を恐れなかった林次郎と周蔵父子 |
・ | 大正二年五月末日に國體アヘンの初収穫 / 周蔵、函館に赴く |
・ | 若松安太郎、実は七代目堺屋甚兵衛 / 日本一の建築家平野勇造とその親戚 |
・ | 開拓使払下げ問題 |
第三章 | 「君、草になると良いよ」 |
・ | 北海道調査の費用として一千円 / 空振りに終わった北海道調査 |
・ | 加藤の病名に及び腰の上原閣下 / 周蔵に「草」を勧める加藤邑 |
・ | 血液型に詳しい加藤を警戒した上原閣下 / 呉秀三博士の直弟子・加藤邑 |
・ | 血液型と精神病の関係に注目した呉秀三 / 「君の事は呉先生に話している」 |
・ | 罌粟栽培の活動開始 / 加藤邑の他界 |
第四章 | 加藤君への報告書 |
・ | 上原閣下に一年間の活動猶予を請う / 一年間猶予の理由 / 貴志彌次郎と出会う |
・ | 貴志と張作霖は奉天で面識があった? / 第一次満蒙独立運動と貴志彌次郎 |
・ | 丹波の怪老婆・渡辺ウメノ / 延命黒罌粟の伝授 / 若松百太郎が閣下の資金を持参 |
・ | 罌粟栽培に参加希望ぞくぞく / 武者小路実篤に「新しき村」の土地探しを頼まる |
・ | 実篤に「新しき村」の用地を手配してやる |
第五章 | 栽培者を求めて北海道へ |
・ | 栽培地を求めて最果ての地へ / 下北半島の小目名に隠棲した畑中衆 |
・ | 「大坂の陣」の真相 / 下北半島に隠された「幸村黄金」 |
・ | 罌粟の先進地帯・津軽に進出 / 本間光輝が寒河江信三を紹介 |
・ | 「浮かれ狸」の二階堂ツネ吉 / 白樺派の集いに誘われる |
第六章 | 周蔵の欧州派遣を決めた上原大将 |
・ | 終了した猶予期間 / 周蔵の意思を確認した上原大将 |
・ | 周蔵、上原大将の胸中を知る / 海軍と陸軍の両立は困難 |
・ | アヘン四〇〇匁の報奨金は大枚二〇〇〇円 / 罌粟工作の極秘姓を認識 |
・ | 呉教授の医学特訓と周蔵の渡欧準備 / 協力者・久原房之助との出会い |
第Ⅱ部 | アヘン概論 |
第七章 | 世界史にみるアヘン利用 |
・ | メソポタミア文明で利用されていたアヘン |
・ | 大航海時代に始まる香辛料貿易の主流はアヘン / 自白剤として使用されたアヘン |
・ | 労務管理用のアヘン / 伝染病の緊急対策としてのアヘン利用 / 國體アヘンの効用 |
・ | ストレス解消用アヘン / セリエのストレス学説 / ストレス学説とアヘンの関係 |
第八章 | 重商主義が利用したアヘン |
・ | 初期重商主義は奴隷本位の重金主義 |
・ | 官許海賊ジョン・ホーキンスとフランシス・ドレーク / 貿易差額主義はアヘン本位制 |
・ | 覇道一神教の”鬼畜”な思想 / 國體ワンワールドも阻めなかった英蘭の重商主義 |
・ | 紀州藩の國體アヘンを利用した華岡青洲 / アヘンで大儲けした緒方洪庵の適塾 |
・ | 罌粟の王国オランダへ渡った榎本武揚 |
・ | 榎本武揚がオランダから持ち帰った黄金と「アヘン知識」 |
・ | 明治二十二年から始まる華族農場の罌粟栽培 / 石狩原野の開拓と華族組合の偽装解散 |
第九章 | 札幌農学校と吉野の甚兵衛 |
・ | 「札幌農学校三羽ガラス」は第二期性 / 町村一族の罌粟事業 |
・ | 内務省統計に入らない國體罌粟 / 「堀のコウモンさん」の正体 |
・ | 新十津川村と吉野郡を結ぶもの=罌粟 / 十津川村で客死した荒木貞夫の謎 |
・ | 吉野の甚兵衛・土倉庄三郎 / 新島襄のアタマ(運用者)は会津藩士・山本覚馬 |
・ | 山本覚馬の資金源は國體御用人・堤哲長 / 勝海舟と津田仙と簿記教授ホイットニー |
第十章 | 後藤新平と政体アヘン |
・ | 政体アヘン事業は台湾領有に始まる / 「日本の阿片王」を自称したニ反長音蔵 |
・ | 罌粟栽培は二重帳簿 / 高島鞆之助の台湾政策を実行した鈴木商店 |
・ | 高島の台湾利権を継承した上原勇作 |
・ | j・P・モルガンから融資約束を取った國體浪人・杉山茂丸 |
・ | 杉山茂丸と後藤新平 / 後藤新平と毒殺説 / 国際金融の本位財 |
付章 | アヘン幻想 |
・ | 大和ワンワールドと國體のアヘン利用 / 國體舎人の遺言が罌粟に言及する |
・ | 罌粟と黄金が真の本位財 / アヘン信用のウバイド文明、黄金信用の地中海文明 |
・ | 超高齢化社会の介護地獄 / 西洋科学で「アジア的停滞」を脱した中華社会 |
・ | 社会の維持向上の本質は「遺伝と経済」 / 老齢介護と尊厳死に用いられた土師氏アヘン |
おわりに |