黒板五郎の國體ワンワールド

落合史観に関する話題を取り扱うブログ

世界を主導する三つの族種 ウバイド・タカス・ユダヤ


世界を主導する三つの族種 ウバイド・タカス・ユダヤ
初稿:2019年7月26日(金) 晴れ
  
 
❏世界を主導する三つの族種

ウバイド タカス ユダヤ

 

ウバイド
最後の氷期(氷河期)であるヴュルム氷期が1万年前に終了したが、凍結しなかった世界の高山地帯で氷期を生き抜いた人類(旧人類)がいた。山岳修験とでも言うべき人類である。
その厳しい環境を生き抜いていく間に、彼らは、天体観測・測量・設計や鉱物学、動植物学に関する高い知識を蓄積していったが、彼らの特筆すべき特徴は、音、形そのものを論理的ではなく直感的(アナログ的)に把握する性格であったと言う事である。
そのため、情報の発信・受信においても文字(論理的な媒介ツール)を介するという形ものでは無く、波動を感じるとか形の相似性を感じるとかいった様な直感的な感覚で捉えるという様な性質があった。それ故に、文字などという論理性のある遺産は残していない
彼らは、厳しい環境を生き抜くために、互いに協力しあって生活してきたために、「分業」の必要性と分業間を繋ぐ「信用財」の存在価値を既に認識していた。
信用財として彼らが用いたのが、黄金である。
氷期が終わると、彼らは高山地帯からメソポタミア(複数の河川の間という意味)に降りて来た。その複数の河川とは、チグリス川ユーフラテス川である。
彼らが高山地帯から降りて来て生活を始めた所がウバイドの丘という名前の地であり、「ウバイド文化」として歴史に残っている。
落合莞爾先生は、この「ウバイド」という地名から、この族種を「ウバイド人」と名付けた。
ウバイド人は、測量・設計の技術を駆使して、大河の河口に堰を作り、秘かに信用財として利用する砂金を採取したが、河口堰の建造に伴い誕生する干拓地を地元民に農地として与えた。
長い年月の経過と共に砂金が涸れて来ると、ウバイド人は新しい大河を目指して東西の各地(一部はアフリカ大陸)に移動していき、新たな干拓をしていった。その干拓地に次々と興っていくのが文明であり、古代エジプト文明(7000年前、ナイル川流域)、黄河文明(7000年前、黄河流域)、インダス文明(5800年前、インダス川流域)などがそれである。
参考文献:下表12(P298~P302)、下表15(P256~P258)

  

タカス
タカスの起源は、シリア、コーカサス辺りを発祥としており、フルリ人、ヒクソス、ヒッタイトなどと呼ばれる。 
多分、凍結した氷河期に出現した新人類ではないかと落合莞爾先生は今の所推測しているそうである。
参考文献:下表19(P195)。
「ヒクソス、ヒッタイトというキーワードは、2019/7/13の落合莞爾先生の東京講演会での発言で出た。落合先生は、ヒクソス、ヒッタイトの研究にも手を広げているそうである。
タカスの特徴は、現実的な肉体的享楽(飲む、打つ、買う)を好むこと。これが満たされれば、至高の精神的境地を求めることはない。
抽象的な精神論をウバイドに任せたタカスは、もっぱら世俗的事業に邁進した。
身体は頑健、運動能力に優れ、語学に強くて異郷に移っても現地語に馴染むのが早い。
(参考文献:下表19(P195~P196))
人類の世界は、ウバイドタカスが相携えて各地で人類社会を運営してきた企画を本領とするウバイド人が社会を創り実践本意のタカス族が国家を運営することで、両者が提携しつつ世界史を形成してきた。
(参考文献:下表19(P195~P196))
7500年前、高山地帯から降りて来てウバイド文化を開化させたウバイド人の一部が、その500年後(7000年前)に豊富な黄金が採れる古代エジプトのヌバ(スーダンに入ったが、その際に砂金採取作業の護衛兵として呼び寄せて雇ったのがフルリ人であり、これが実はタカスだったそうである。そして、これが古代エジプト文明の礎となったらしい。
(参考文献:下表19(P195))
古代エジプトでは、終末再生思想が根付いていて、魂が生き返った時のために受け皿としての肉体を保存しておくという考えからミイラ造りが盛んに行われた。
タカスは、そのミイラ造りを担っていたため、古代エジプトにおいては、重要な存在であった。ミイラ造りの技術として、タカスは、防腐術、消毒術、外科術、麻酔術、整形術、臓器処理・臓器製薬術などに長けていた。
タカスが日本列島に入ったのは、巨大古墳の建造が行われた2世紀頃と考えられる。
タカスの移動ルートは、ユーラシアのステップロードを経由し、東極である豆満江沿岸(朝鮮半島北部の羅津あたり)に達したらしく、ここでウバイド(欠史八代の日本皇統)と交流して日本列島に渡って来たものと思われる。

 

ユダヤ
ユダヤとは、ウバイド國體タカス政体を橋渡しするとともに、両種族の事績のうち不都合な部分を己の行為として敢えて被った(偽装した)民族である。
すなわちユダヤの本質は企画者でも実行者でもなく、悪評を進んで被る「被り屋」である。
(参考文献(下表19)のP196より、一部引用。)


 
❏ヒクソスについて
 
下表B1の参考文献(著者:ベンジャミン・フルフォード)には、以下の事が書かれている。単純に言えば、ヒクソス(即ち、タカス)が、ユダヤを造ったという事の様である。
これは落合莞爾先生からの話ではなく、「タカス=ヒクソス」という説が正しいという説を前提にして参考文献B1の内容を読むと、そういう結論になると私が思ったというだけであるが。

ヒクソス
ヒクソスは、4000年前に、トルコ・シリア・パレスチナ地方に起源を持つ雑多な人々の集団(遊牧民族)。
歴史の表舞台に登場するのは、古代エジプト第2王朝時代。突如、エジプトに乗り込んで来て、高度な文明で繁栄してきたエジプトを滅ぼし支配した
複合弓という最新兵器を手にしたヒクソスは、当時の先進国だった古代エジプトを支配したが、1世紀にわたるエジプト支配の後、ヒクソスはエジプトを離れて中東に戻って行った。その際に、奴隷として連れて行ったのが元祖ヘブライ民俗学的な意味でのユダヤ人)であった。
エジプトから連れてきた元祖ヘブライ人達は、元々は太陽崇拝をしていたが、ヒクソスは、奴隷支配するためのツール(手段)として都合の良い一神教(宗教)をでっち上げ元祖ヘブライ人(奴隷達)をこの宗教に改宗させた。この宗教が、ユダヤ教である。
そして、ヒクソスは、自分達がヤハウェ(エホバ)に成りすました。
ヒクソスにとって、「神」とは、他の奴隷民族に自分達を「神」だと信じさせ、支配するための道具
「神」と思わせるためのネタ(奇跡を起こして見せる等)は自分達の知恵と力で作り出せば良いと考えていた。
なお、ヒクソス自身にも唯一信仰する神がいた。山羊の頭と二本の尾を持つ神、今日で言う悪魔(サタン)そのものである。
自らを「神」、または神の代理人(ファラオ、王)と位置付けたヒクソスは、自分達が遊牧民だったので、自分達以外の人間を「家畜」と見なした。
ヒクソスによって古代ユダヤ人が作られ、ユダヤ教が生まれた旧約聖書に出て来る神が生々しく欲深いのは、神そのものがヒクソスだから。
ヒクソスは、自身は表に出ず、裏から奴隷を管理して動かすという帝王学を持っていた
ユダヤ王国が滅ぶと、ヒクソスの帝王学を学んだローマ王族達は、民の支配ツールとして、ローマ帝国の勢力範囲向けにローマ教会を、アラブ中東向けにイスラム教を作っていく。
一方で、ヒクソスは元祖ユダヤ教の復活を図るが、そのターゲットとなったのが東欧圏のハザールである。新しいユダヤ教で洗脳した新奴隷(アシュケナージ)は、やがて欧州中に広がった
元祖ヘブライは、その後、イスラム教に改宗し、そのままカナンの地で暮らした。それがパレスチナである。
一方、アシュケナージ(欧州系ユダヤ教徒)は、自分達がヘブライ人(本物のユダヤ人)の末裔だと思い込ませられ、カナンの地に戻ってユダヤ国家を樹立するというシオニズムまで押しつけられて、ついにはイスラエルの地に入っていった。現在のユダヤである。
参考文献:下表B1(P50~P63)


 
●現在、世界を支配しているのは国際金融連合らしい。私は、国際金融連合の中身はタカスだと思っていたが、7月13日講演会での落合先生の話では、国際金融連合はウバイドでもタカスでも無いとの事。すなわち、ユダヤだと言うことである。藤井厳喜さん等が「ディープステイト(深層国家)」と呼んでいるのは、この国際金融連合の事だと落合先生が言っていた。
 ただ、ベンジャミン・フルフォードさんは、ナチス」がヒクソスの分派だと言ってるので、タカスの分派なのかも知れない。もしそうだとすれば、やはり、国際金融連合はタカスとユダヤの連合体なのかもしれない。ナチス勢力は、20世紀に12万人以上がドイツから米国に渡って来たそうであり、ブッシュ一族もその中に含まれる。
まあ、よく分からないというのが私の現時点の感想。
 
●落合莞爾先生の説が正しいならば、国際金融連合(=ユダヤ)は、「被り屋」なので、悪役を演じる事になるが、だから、ハザールマフィアなどという悪役=ユダヤという陰謀論が世の中に絶えないのだが、実際は、陰謀論と言うのは無いのかもしれない世界をバランシングしてるのは、やはり、ウバイドと言うことか。政体はタカスが担当し、國體はウバイド両者に寄生して汚れ役を演じているのがユダヤと言うことか?
そういう観点で巷のネット情報を見ていくと、書いてある事が「陰謀論」に偏り過ぎていて、私が一目置いていた竹下雅俊さんさえもが、陰謀論に引きずられてしまっている。彼も、特殊な能力がある(高次元の世界が見える)とは言え、所詮は私と同じ戦後教育(共産主義教育)に毒されている様なので、最近はちょっと醒めた目でウォッチする程度に留めている。 
まあ、こういう事を考え出すと、ネットの情報をまともに読むのがアホらしくなってくる今日この頃である(笑)。
 
《参考文献》

番号 書籍名 発刊日 著者
1 金融ワンワールド 地球経済の管理者たち 2012年4月30日 落合莞爾
2 明治維新の極秘計画 「堀川政略」と「ウラ天皇」 落合秘史[Ⅰ] 2012年12月5日 落合莞爾
3 南北朝こそ日本の機密 現皇室は南朝の末裔だ 落合秘史[特別篇] 2013年4月30日 落合莞爾
4 国際ウラ天皇と数理系シャーマン 明治維新の立案実行者 落合秘史[Ⅱ] 2013年8月20日 落合莞爾
5 奇兵隊天皇と長州卒族の明治維新 大室寅之祐はなぜ田布施にいたのか 落合秘史[Ⅲ] 2014年1月30日 落合莞爾
6 京都ウラ天皇薩長新政府の暗闘 明治日本はこうして創られた 落合秘史[Ⅳ] 2014年9月10日 落合莞爾
7 欧州王家となった南朝皇統 大塔宮海外政略の全貌 落合秘史[5] 2014年12月10日 落合莞爾
8 日本教の聖者・西郷隆盛天皇社会主義 版籍奉還から満鮮経略への道 落合秘史[6] 2015年5月30日 落合莞爾
9 ワンワールドと明治日本 西郷は偽装死で渡欧、陸奧宗光は國體参謀総長 落合秘史[7] 2016年8月10日 落合莞爾
10 天皇ワンワールド(国際秘密勢力) 京都皇統の解禁秘史  2015年10月25日 落合莞爾
11 天皇と黄金ファンド 古代から現代へと続く日本國體の根本  2016年4月30日 落合莞爾
12 天孫皇統になりすましたユダヤ十支族 「天皇渡来人説」を全面否定する 2016年12月15日 落合莞爾
13 落合・吉薗秘史[1] 「吉薗周蔵手記」が暴く日本の極秘事項 解読!陸軍特務が遺した超一級史料 2017年5月10日 落合莞爾
14 落合・吉薗秘史[2] 國體アヘンの正体 大日本帝国を陰から支えた「天与のクスリ」 2017年8月10日 落合莞爾
15 落合・吉薗秘史[3] 日本皇統が創めたハプスブルク大公家 國體ネットワークから血液型分類を授かった陸軍特務 2017年11月15日 落合莞爾
16 落合・吉薗秘史[4] ワンワールド特務・周恩来の日本偵察 東アジアの勢力図を決した吉薗周蔵の奇縁 2018年4月25日 落合莞爾
17 落合・吉薗秘史[5] 國體忍者となったタカス族とアヤタチ 周蔵手記が明かす「サンカ」の正体 2018年7月10日 落合莞爾
18 落合・吉薗秘史[6] 活躍する國體参謀 2018年12月23日 落合莞爾
19 落合・吉薗秘史[7] 三種の蝦夷の正体と源平藤橘の真実 2019年3月30日 落合莞爾
20 落合・吉薗秘史[8] 応神・欽明王朝と中華南朝の極秘計画 2019年6月30日 落合莞爾
B1 崩壊するアメリカ 巻き込まれる日本 -2016年、新世界体制の成立 2015年5月1日 ベンジャミン・フルフォード