黒板五郎の國體ワンワールド

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「堀川政略」について


「堀川政略」について
2018年8月28日(火) 晴れ
 
「堀川政略」とは、江戸幕末から明治維新に至るまでの日本国の大転換について、徳川幕府と朝廷が協力して進めた政略(学校史観では絶対に教えない真実の歴史)のことであるが、この一連の政略のことを落合莞爾さんが「堀川政略」と名付けた。
その具体的な内容を、非常に分かりやすく完璧に説明した記事を見つけた。以下。
 
 【 落合史観用語解説 】 「堀川政略」について
 
本ブログでいつでも参照できる様に、以下に全文引用する。文字修飾(強調、色付け)は私が施したもの。
 
〜〜〜全文引用(開始)〜〜〜
 
【 落合史観用語解説 】 「堀川政略」について
 
2018-03-20 16:06:26
 
テーマ:落合史観用語解説
【 堀川政略 】
 
欧州列強が国民国家を形成を進め帝国主義的動きを加速させていくことが予見される状況を鑑みて、光格天皇仁孝天皇の頃から計画され、幕末〜維新まで実行された一連の計画・施策。
 
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閑院宮流皇統(光格・仁孝・孝明・睦仁親王)の系統は、裏に入って國體天皇皇統となり、伏見殿担当領域を担う。
  これによって、孝明天皇と睦仁親王は偽装死して、水戸藩が本圀寺に極秘造営した堀川御所に入る
・ 國體天皇閑院宮流が継ぐことに対応するため、周防田布施の大室家から政体天皇を迎える
 大室家は、護良親王の息子興良親王の後裔の家。
 南北朝八百長期に天皇護良親王の後裔に限るという極秘の取り決めがなされたが、田布施大室家は皇統を継ぐ資格があった。
 (その結果大室寅之祐が生まれる)
・ 西洋の国民国家の形態に日本も舵を切る必要があるので、徳川幕府の終焉に向かわせる。
  朝彦親王徳川慶喜がその推進の主軸となる。
  徳川幕府終焉後は公議政体(議会政治)を目指す。
北朝正統の意識を変えるために、矢野玄道や枝吉神陽を中心に楠公顕彰運動を高揚させ、南朝が正統という意識を醸成。
安政の大獄」は八百長
  主要大名を蟄居として行動の自由を確保し、京都粟田口青蓮院に極秘に造営された学習院で上下の身分を問わずそれら大名や各藩の俊秀たちを集め、彼らが自由に意見を交わし、公議政体樹立に向けて連携を取らせる礎とした。
  先日、皇太子一家が見学された京都学習院は青蓮院内学習院の存在を隠すためのアリバイで作られた。
  井伊直弼は、暗殺される覚悟をもって安政の大獄を進めた。
長州卒族の士族への身分引き上げ
  古来より山口の地は朝鮮移民が多く、不安定な土地柄。
  開国期に外国勢力になびかれると國體の脅威になるため、長州卒族(足軽や中間小者など士族でない、朝鮮移民の末裔)を戊辰戦争での功績をもとに士族に引き上げて体制内で抱え込む
  長州卒族の代表格が、山縣有朋寺内正毅など。
  伊藤博文も同様だが、彼は複雑な血統ロンダリングがなされていて、もともとは高貴な血筋とのこと。
  つまり、戊辰戦争は幕府を負けさせること前提の八百長
文久テロリズムは、世界で盛り上がっていた共産主義運動(各国で生まれた「青年●●党」設立運動など)が日本で盛り上がらないためのガス抜きとして実施された。
欧州から、陸奥宗光(祖父あたりから)、木戸孝允などを派遣し、サポート。
  陸奥宗光は、政体と國體の伏見殿をブリッジして活動。
  船中八策は、尾崎三良に立案させ龍馬に発表させるのを裏で差配したのは、陸奥宗光
  (木戸孝允は偽装死して、欧州に戻る。)
  坂本龍馬が英雄にされているが、実際はパシリ程度の役割
小栗忠順の偽装死とフィラデルフィア亡命
小栗の幣制改革は、黄金退蔵と諸外国との金銀交換比率是正のための政策。
榎本武揚など幕臣をオランダに派遣し、開陽丸の設計・建造・回航までの一連を経験させ、日本の造船技術向上を狙いつつ、大坂の陣でオランダに運び出していた黄金を開陽丸に積んで戻すことも担った。
  その他インドネシアなどに秘匿された黄金も回収。
・ 開国後朝鮮との関係を円滑にするために、中山忠能の息子中山忠光を偽装死させ、朝鮮に渡海させる
  併せて朝鮮の李王朝からも極秘に公家に潜入させる。
薩長土肥の倒幕主軸藩へのサポート。
  ジャーディンマセソン商会のグラバーの派遣、佐藤甚兵衛海外後裔のアーネスト・サトウの派遣、フルベッキの派遣、モンブラン伯爵の派遣など。
・ 公議政体樹立後の政府運営のために、幕府が各地から新規に俊秀を雇用。
  榎本武揚、小野友五郎、立石斧次郎、田島應親、渋沢栄一など。
  維新政府の実態は、ほとんどが旧幕臣が担っていた。
 
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