國體ワンワールド メモ集(2) 〜書籍「國體忍者となったタカス族とアヤタチ」より(1)〜
初稿:2018年7月24日(火) 晴れ
出典:『落合・吉薗秘史[5] 國體忍者となったタカス族とアヤタチ 周蔵手記が明かす「サンカ」の正体』 (落合莞爾著)
■■■第一次世界大戦(欧州大戦)の目的■■■ |
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●國體ワンワールドと国際共産主義の棲み分け
- ハプスブルク大公家の存在意義は、キリスト教文化共同体たる欧州の政治的統合を体現していたこと。 (p140)
- 西欧社会の政治的統合こそが、フランク王国メロヴィング王朝に始まる西欧政体の、國體ワンワールドに対する最大責務。
- フランク王国(メロヴィング朝)⇒フランク王国(カロリング朝)⇒神聖ローマ帝国(ハプスブルク大公家)と引き継いで、この責務を遂行してきた。 (p140)
- 欧州文化共同体を、東ローマ帝国、イスラム勢力から護ってきた國體ワンワールドは、19世紀に入って新たな敵「国際共産主義」を迎えた。 (p140〜p141)
- 第二次世界大戦(欧州大戦)は、キリスト教文化共同体としての欧州と、欧州の大地に侵入する国際共産主義の戦いであった。 (p141)
- 欧州大戦の本質は、西ローマ帝国(3世紀〜5世紀)の遺領を統治する欧州王室連合の要であった神聖ローマ帝国の國體ワンワールドの意志による意図的自壊であり、キリスト教文化を共有する欧州諸王国が、勃興する共産主義と棲み分けるために、旧政体の破壊と更新を目指したもの。 (p177)
- 具体的には、神聖ローマ帝国を自壊させると共にユーラシアの三大帝国たるロシア帝国、オスマン・トルコ帝国、ドイツ帝国を潰し、新たな國體護持勢力として欧州共同体を新設した。
- なお、國體ワンワールドは、神聖ローマ帝国の自壊後の國體護持を引き継がせるために、ハプスブルク家の股肱(ここう)であるクーデンホーフ・カレルギー家のハインリヒ・カレルギー伯爵に欧州統合工作を命じ、天皇皇統伏見宮家の血を引く青山光子を、國體黄金ファンドを持参金として持たせてハインリヒ・カレルギー伯爵に嫁がせた。後に、欧州連合(EU)の礎を築いたのは、ハインリヒ・クーデンホーフ・カレルギー伯爵とクーデンホーフ・光子の間に生まれたリヒャルト・クーデンホーフ・カレルギーである。 (p140〜p141)